宇和高校(愛媛県西予市)の生物工学科の生徒が作物の育て方を児童に教える交流学習会が20日、西予市宇和町新城の田之筋小学校であった。小学1、2年生22人がトマト苗の植え付けに挑戦した。
学習会は専門性を生かして地域に貢献しようと、宇和高が2013年から毎年実施。今回も高校生が育てた苗などを希望があった西予、宇和島両市の小学校計19校に配った。
田之筋小では、宇和高の3年生13人が指導役に。環境に優しい有機肥料の油かすを土にまいた上で畝をつくり、病気に強いという接ぎ木苗を一緒に植えた。
トマトは7月上旬から収穫できる予定。